診察時間(完全予約制)consultation hours (reservation only)

一週間の診療時間
診療時間
9:30

13:00
有り 有り 有り 有り 有り
(9:00

13:00)
有り
15:00

18:30
有り 有り 有り 有り 有り
(14:00

17:30)

最終受付は18時まで(救急は18時30分まで受付)

平日は9:30~13:00、15:00~18:30の診療です。
(受付時間 9:00~13:00/15:00~18:00)
土曜日は9:00~13:00、14:00~17:30の診療です。
(受付時間 8:30~12:30/14:00~17:00)
第2日曜日は9:00~13:00のみ診療します。(受付時間 8:30~12:30)

休診日金曜日・祝日・日曜日です。
(変更することもあるので、カレンダーをご確認下さい。)

電話でのお問い合わせ

tel. 082-225-6535

※受付時間内はお電話でお問い合わせください。時間外は、LINEまたはショートメールでお問い合わせください。
ただし、返信にはお時間をいただきますので、お急ぎの場合は、電話でお問い合わせください。

矯正歯科orthodontics

矯正歯科の診療内容

  • 小児の早期治療
  • 大人の本格治療(マルチブラケット装置による治療)
  • 思春期の一期治療
  • カスタムメイドの透明なアライナー装置による矯正
  • 歯科矯正用アンカースクリューを使用した矯正歯科治療
  • 裏側につける舌側矯正(リンガルブラケット矯正法)
  • 上のみ裏側につける舌側矯正(ハーフリンガル矯正法と言われる方法)
  • 筋機能装置

矯正歯科

矯正歯科は専門性がとても高く、その知識や技術の習得は6年間の歯学部卒業後に行うため、医師によって実力に大きな差があります。当院で行う矯正歯科治療の一部は公的健康保険適用の診療ですが、大半は自費(自由)診療です。高額治療だからこそ価格だけで判断することなく、信頼できる歯科医院をみつけてほしいです。

日本矯正歯科学会 認定医の院長が治療します。

当院は、広島大学病院歯科矯正科で研鑽を積み、 日本矯正歯科学会 認定医 である院長が責任をもって治療します。長年に亘る豊富な経験科学的根拠に基づく確かな治療を心がけます。院長自らも過去に矯正治療体験を持つので、患者の立場になって治療します。

ところで、矯正専門医院を選択することが必ずしも正解とは限りません。虫歯・歯周治療・抜歯などの術前処置やかぶせのやり替えなどの術後処置が必要となりますが、専門医院ではそれらは行えません。当院は一般歯科も行う保険医療機関であるため、治療前の処置から治療後のアフターケアまでお口の中を総合的にみることができます。そのため、矯正治療が完了した後も10年以上通っている人が多くいます。

当院では、より良い治療計画を提案させていただくため、セファロ(頭部エックス線規格写真)CTを撮影します。単に歯を並べるだけでなく、かみ合わせの安定性や機能性、口元や顔立ちへの調和も考慮し、仕上がりにこだわります小児の初期治療から思春期の一期治療、成人の二期治療、マウスピース矯正(カスタムメイドのアライナー装置を用いた矯正)、舌側につけるリンガル矯正(裏側矯正)など、多くの治療法に対応しております。矯正技術は日々進化しておりますが、より良い技術を採用できるよう日々研鑽を積んでいます。また、お口の体操などMFT(口腔筋機能療法)にも力を入れ、より美しい笑顔づくりや、治療後の安定性にもこだわります。

治療期間について、一期治療は2年、二期治療は平均で1年半ですが、個人差があります。
矯正治療中は、装置が付いているため歯が磨きにくくなることがあります。 虫歯や歯周病のリスクが高まりますので、丁寧に磨いたり、定期的なメンテナンスを受けたりすることが重要です。 また、歯が動くと隠れていた虫歯が見えるようになることもあります。 歯を動かすことにより歯の根が吸収して短くなることがあります。

小児矯正

小児の適正な治療開始時期は個人によって違います。

まず、治療開始が小児であっても、歯列矯正のゴールは、18歳以降の歯列が機能的にも審美的にも良好であることです。ということは、開始年齢が早ければ早いほど、管理する期間は長くなります。そのため、治療開始が早ければ、時間やコストが多く必要になります。

上顎前突(出っ歯)の早期治療は効果がない?

一般的に早く治療を開始した方が治療結果が良いだろうと考えられてきました。しかしながら、早期治療は有効かどうかわからないというのが様々な学会での現在のコンセンサスです。近年の大規模調査において、上顎前突(出っ歯)では、早期(11歳以前)から治療を開始した場合と晩期(12歳以降)から開始した場合とで結果に差がありませんでした。日本人に最も多い上顎前突において、多くの早期治療は治療の長期化を招くだけであると、複数の論文で明確にされました。

このように上顎前突における早期治療が結果につながらない理由は、顎顔面成長の様式によるところが大きいと考えます。下顎骨の成長は一部の軟骨内骨化と主体の膜内骨化から成っており、成長様式が複雑であるため、コントロールが難しいのです。とくに長顔タイプであれば、治療を行えば行うほど、骨格的なアンバランスが助長されてしまうことさえあります。セファロという顎顔面のX線検査を繰り返し治療効果を確認しながら装置を選択するといった、地道な治療を行っても、なかなか良好な結果は得られません。個人的には、特定の歯並びに限って、効果があると思います。

下顎前突(受け口)は早期治療の効果が出やすい。

一方で、上顎骨の成長は膜内骨化のみから成っているため、ある程度コントロールすることが可能です。ですから、上顎骨が小さい、すなわち下顎前突(受け口)においては、早期治療が良い結果をもたらすことが多いと考えられます。

一期治療だけで治療結果を安定させるのは難しい。

日本矯正歯科学会は「矯正歯科診療のガイドライン上顎前突編」において「一般的には機能的装置が成長期の上顎前突に対して、骨格系の改善に臨床的効果を及ぼすという根拠はなく、むしろ否定的といえる。」と発表しました。機能的矯正装置とは、お口周囲の筋肉の働きなどを矯正力として利用する、プレオルソ、FKO(エフカーオー)、リップバンパーなど、主に就寝時に使う装置です。また、学会誌において「一期治療だけで機能的かつ審美的な歯列を得るのは難しく、一期治療は二期治療の前準備としてとらえる考え方が普及している。」と発表しています。

以上のことから、闇雲に早期治療を行うのではなく、早期治療が有効かどうか詳細な検査や豊富な経験によって見極め、二期治療も前提とした長期的な治療計画を立てることが望ましいと考えます。

相談が早すぎることはありません。

一部の広告では早期治療や機能的装置は後戻りが少ないと謳われていますが、今のところ明確な科学的根拠はありません。一方、不正咬合の種類によって、早期治療が有効な場合もあり、一般の方が最適な治療開始時期を判断することはできません。相談が早すぎることはありません。どうぞお気軽にご相談ください。

MFT(口腔筋機能療法)

口腔筋機能療法(MFT)は、筋肉の不調和を、舌や口唇、頬などの口腔顔面筋のトレーニングを通して整えていく療法です。当院は開業当初からこのMFTを取り入れており、スタッフ全員でMFTの研鑽に努めてきました。

MFTの目的は、
① 矯正治療をスムーズに進行させる
② 後戻りを防ぐ
③ 笑顔や所作の美しさが増す
④患者さまや医院スタッフの満足度が増す

です。

MFTを行うと、スマイルがきれいになるだけでなく、姿勢が良くなり、食べ方などの所作が美しくなります。MFTを辞めると、矯正治療が長期化するだけでなく、治療計画通りのゴールに到達できず、治療後もかみ合わせが安定しません。

内容は、大きく分けると、個々の筋肉の筋トレと、咀嚼、嚥下、発音、呼吸という動作の機能練習です。矯正治療による形態の改善を併せて行うことにより、最終的に、舌や口唇の正しい姿勢位をめざします。ダイエットと同様に続けることが難しいですが、私たちがサポートします。

鼻呼吸障害の影響は、学習能力や記憶力の低下、血中酸素飽和度の低下による全身のあらゆる機能の低下、口腔機能の成熟障害、顔の成長方向の変化による面長化などです。MFTを矯正治療と併せて行うことにより、より良い口腔機能の回復と安定をめざします。

アライナー型(マウスピース型)矯正装置

日本矯正歯科学会は、公式学会サイトのトップページで、インビザラインなどのマウスピース型矯正装置の危険性について声明を発表し、注意喚起しています。適切な診断や治療経過の確認を疎かにした治療は非常に危険です。術者は、学会認定医またはそれ以上の知識・経験をもつべきであると提言しています。ちなみに、インビザライン認定医などのプロバイダー認定医は技量を担保するものではなく、宣伝や集患に用いることはできないとされています。

インビザラインは、薬機法や歯科技工士法に該当しない雑品扱いのため、治療の不具合は、歯科医師が全責任を負います。過去に集団訴訟や廃業例があります。当院では、10年以上前にインビザラインを取り扱っていましたが、当時は問題が多かったので、取り扱いを止めました。ワイヤーを用いるマルチブラケット装置は、すでに100年以上の歴史があります。また、それを舌側に装着するリンガルブラケット装置も古くからあり、開業当初より取り扱っています。

マウスピース矯正には、向き不向きがあるので、治療が上手くいかなかった場合のリカバリーも可能な、ワイヤー矯正も行っている先生を選択することをお勧めします。

矯正治療の流れ

治療前に、一人ひとりにあった個別の診断(治療計画立案・見積り)をさせていただきます。相談(初回)では、問診票を書いてもらったり、要望を聞かせてもらった上で、説明のみをさせていただきます。

  1. step 1相談
    (初回)
  2. step 2検査
    (2回目)
  3. step 3診断
    (3回目)
  4. step 4計画書(見積)を持って帰って検討

矯正治療の料金

矯正治療の料金、費用や支払い方法は治療内容によって異なり複雑ですので、相談時に詳しく説明します。

  • 小児の早期治療(機能的矯正装置):5万円(別途1万円/装置)
  • 小児の一期治療:25~45万円
  • 小児から成人までの一貫治療:50~85万円(平均およそ70万円)
  • 機能的矯正装置の治療:6万円~(別途1万円/装置)
  • 成人の本格治療:40~90万円(平均およそ65万円)
  • 部分矯正:15万円~
  • 裏側につけるリンガル矯正(舌側矯正):60万円~150万円(平均およそ100万円)
  • 調節料:3千円(小児)、5千円(大人)

※調節料には歯科衛生士による清掃も含まれています。

相談は無料です。相談したからといって治療を始めなければならないことはありません。セカンドオピニオンを求める方もどうぞお気軽にご相談ください。初診の方は初診料など(千円ほど)がいります。その他、矯正治療についての詳細は日本矯正歯科学会のQ&Aページ日本臨床矯正歯科医会のページをご覧ください。

転居などで転院する場合

原則、ご自分で転院先を探していただきます。当院は、日本矯正歯科学会 認定医以上の先生が常勤している医院をおすすめします。非常勤や監修だけの場合は、責任の所在が明確でないため、良い状況とは思いません。現状では、日本矯正歯科学会の認定制度が最も信頼度が高いと言われています。認定医などを日本矯正歯科学会サイトから地域別に検索できます。

転院先が決まったら、紹介状や継続依頼書を作成します。必要に応じて、X線写真や写真のデータCDや複模型を製作します。ご相談ください。

小児歯科pediatric dentistry

小児歯科の診療内容

  • フッ素塗布
  • シーラント
  • 検診
  • 虫歯治療
  • 乳歯抜歯
  • 咬合誘導
  • 歯並び相談

むし歯の予防は、歯磨きだけでは不十分です。実は、むし歯予防は、歯磨き以上に、食生活や口腔機能の発達が大事です。小児期に、歯磨き習慣を身につけるとともに、歯科医院に通うことに慣れていただきたいです。そして、口腔機能の発達をサポートしながら、適切な顎顔面の成長発育を促します。

未就学児は1か月毎の健診で、歯科医院に慣れてもらいます。むし歯ができた場合は、焦らず段階を踏んで、自分から口を開けられるよう環境を整えます。どうしても、治療に協力できない場合だけ、小児歯科専門医へ紹介します。

小学生、中学生、高校生は3か月毎の健診で、健全な口腔機能発達と歯並びの完成を見守ります。シーラントという予防処置を行うこともあります。歯並びのチェックも行います。

携病院affiliated hospitals

当院は、広島大学病院広島市民病院安佐市民病院と連携しております。中四国唯一の歯内療法専門医院をはじめ、多くの歯科医院と連携しており、30以上の地域の歯科医院から紹介を受けております。

治療例

ただいま日本矯正歯科学会の指針により掲載できません。相談の際に受付でご覧になれます。

診療内容general dentistry

一般歯科の診療内容

  • 健診
  • クリーニング
  • 虫歯
  • 歯周病
  • 入れ歯
  • 親知らずの抜歯
  • ブリッジ
  • クラウン
  • メタルフリー化治療
  • ジルコニア(スタンダード・プレミアム)
  • CAD/CAM冠
  • ジルコニアセラミック
  • ホームホワイトニング
  • オールセラミック
  • ゴールド

保険治療はどの医療機関でも同一の治療費です。できるだけ美しく仕上げるよう心がけています。その場しのぎの場当たり的治療ではなく、将来にわたって健康を維持できる方法を提案させていただいております。矯正治療後にメタルフリー化治療を行う人も少なくありません。自由診療で、白く美しいかぶせをつくる診療も行っております。初診では、お口全体の診査、衛生指導や治療計画の説明をさせていただき、実際の治療は3回目以降に開始します。