dental treatment
general dentistry
一般歯科の診療内容
- 健診
- 差し歯
- オフィスホワイトニング
- メタルボンド
- クリーニング
- 入れ歯
- メタルフリー化治療
- ジルコニア
- 虫歯
- 親知らずの抜歯
- CAD/CAM冠
- ジルコニアセラミック
- 歯周病
- ホームホワイトニング
- オールセラミック
一般歯科は保険治療中心です。保険治療はどの医療機関でも同一の治療費です。その場しのぎの場当たり的治療ではなく、将来にわたって健康を維持できる方法を提案させていただいております。初診では、お口全体の診査、衛生指導や治療計画の説明をさせていただき、実際の治療は3回目以降に開始します。
orthodontics
矯正歯科の診療内容
- 小児の早期治療
- 大人の本格治療(マルチブラケット装置による治療)
- 思春期の一期治療
- カスタムメイドの透明なアライナー装置による矯正
- インプラント矯正(アンカースクリューを用いた矯正)
- 歯の裏側につける矯正(舌側矯正・リンガル矯正・ハーフリンガル矯正)
- 筋機能装置
矯正歯科
矯正歯科は専門性がとても高く、その知識や技術の習得は歯学部卒業後に行うため、医師によって実力に大きな差があります。矯正歯科治療は公的健康保険適用外の自費(自由)診療です。高額治療だからこそ価格だけで判断することなく、信頼できる歯科医院をみつけてほしいです。
当院は、広島大学病院歯科矯正科で研鑽を積み、日本矯正歯科学会 認定医である院長が責任をもって治療します。長年に亘る豊富な経験と科学的根拠に基づく確かな治療を心がけます。院長自らも過去に矯正治療体験を持つので、患者の立場になって治療します。
ところで、矯正専門医院を選択することが必ずしも正解とは限りません。虫歯・歯周治療・抜歯などの術前処置やかぶせのやり替えなどの術後処置が必要となりますが、専門医院ではそれらは行えません。当院は一般歯科も行う保険医療機関であるため、治療前の処置から治療後のアフターケアまでお口の中を総合的にしっかりみることができます。
当院では、より良い治療計画を提案させていただくためセファロ(頭部エックス線規格写真)やCTを撮影します。単に歯を並べるだけでなく、かみ合わせの安定性や機能性、口元や顔立ちへの調和も考慮し、仕上がりにこだわります。小児の初期治療から思春期の一期治療、成人の二期治療、マウスピース矯正(カスタムメイドのアライナー装置を用いた矯正)、舌側につける矯正(裏側矯正)など、多くの治療法に対応しております。矯正技術は日々進化しておりますが、より良い技術を採用できるよう日々研鑽を積んでいます。また、お口の体操などMFT(口腔筋機能療法)にも力を入れ、より美しい笑顔づくりや、治療後の安定性にもこだわります。
一期治療の治療期間は2年、二期治療は平均で1年半ですが、個人差があります。
矯正治療中は、装置が付いているため歯が磨きにくくなることがあります。 虫歯や歯周病のリスクが高まりますので、丁寧に磨いたり、定期的なメンテナンスを受けたりすることが重要です。 また、歯が動くと隠れていた虫歯が見えるようになることもあります。 歯を動かすことにより歯の根が吸収して短くなることがあります。
矯正治療の料金
矯正治療の料金、費用や支払い方法は治療内容によって異なり複雑ですので、相談時に詳しく説明します。もっと身近に感じてほしいという思いから、材料一括購入(100個単位など)、無駄な早期治療をしない、通院回数減など、効率化を追及し、リーズナブルな料金にしております。
- 小児から成人までの一貫治療:50~90万円(平均およそ80万円)
- 機能的矯正装置の治療:6万円~(別途1万円/装置)
- 成人の本格治療:40~100万円(平均およそ70万円)
- 部分矯正:15万円~
- 裏側につける矯正(舌側矯正):80万円~190万円(平均およそ110万円)
- 調節料:3千円(小児)、5千円(大人)
※調節料には歯科衛生士による清掃も含まれています。
相談は無料です。相談したからといって治療を始めなければならないことはありません。セカンドオピニオンを求める方もどうぞお気軽にご相談ください。初診の方は初診料など(千円ほど)がいります。その他、矯正治療についての詳細は日本矯正歯科学会のQ&Aページや日本臨床矯正歯科医会のページをご覧ください。
矯正治療の流れ
治療前に、一人ひとりにあった個別の診断(治療計画立案・見積り)をさせていただきます。相談(初回)では、問診票を書いてもらったり、要望を聞かせてもらった上で、説明のみをさせていただきます。
- step 1相談
(初回) - step 2検査
(2回目) - step 3診断
(3回目) - step 4計画書(見積)を持って帰って検討
pediatric dentistry
小児歯科の診療内容
- フッ素塗布
- シーラント
- 検診
- 虫歯治療
- 乳歯抜歯
- 咬合誘導
- 歯並び相談
小児の適正な治療開始時期は個人によって違います。
まず、治療開始が小児であっても、歯列矯正のゴールは、18歳以降の歯列が機能的にも審美的にも良好であることです。ということは、開始年齢が早ければ早いほど、管理する期間は長くなります。そのため、治療開始が早ければ、時間やコストが多く必要になります。
一般的に早く治療を開始した方が治療結果が良いだろうと考えられてきました。しかしながら、早期治療は有効かどうかわからないというのが様々な学会での現在のコンセンサスです。近年の大規模調査において、上顎前突(出っ歯)では、早期(11歳以前)から治療を開始した場合と晩期(12歳以降)から開始した場合とで結果に差がありませんでした。日本人に最も多い上顎前突において、多くの早期治療は治療の長期化を招くだけであると、複数の論文で明確にされました。
このように上顎前突における早期治療が結果につながらない理由は、顎顔面成長の様式によるところが大きいと考えます。下顎骨の成長は一部の軟骨内骨化と主体の膜内骨化から成っており、成長様式が複雑であるため、コントロールが難しいのです。とくに長顔タイプであれば、治療を行えば行うほど、骨格的なアンバランスが助長されてしまうことさえあります。セファロという顎顔面のX線検査を繰り返し治療効果を確認しながら装置を選択するといった、地道な治療を行っても、なかなか良好な結果は得られません。
一方で、上顎骨の成長は膜内骨化のみから成っているため、ある程度コントロールすることが可能です。ですから、上顎骨が小さい、すなわち下顎前突(受け口)においては、早期治療が良い結果をもたらすことが多いと考えられます。
日本矯正歯科学会は「矯正歯科診療のガイドライン上顎前突編」において「一般的には機能的装置が成長期の上顎前突に対して、骨格系の改善に臨床的効果を及ぼすという根拠はなく、むしろ否定的といえる。」と発表しました。また、学会誌において「一期治療だけで機能的かつ審美的な歯列を得るのは難しく、一期治療は二期治療の前準備としてとらえる考え方が普及している。」と発表しています。
以上のことから、闇雲に早期治療を行うのではなく、早期治療が有効かどうか詳細な検査や豊富な経験によって見極め、二期治療も前提とした長期的な治療計画を立てることが望ましいと考えます。
一部の広告では早期治療や機能的装置は後戻りが少ないと謳われていますが、今のところ科学的根拠はありません。一方、不正咬合の種類によって、早期治療が有効な場合もあり、一般の方が最適な治療開始時期を判断することはできません。相談が早すぎることはありません。どうぞお気軽にご相談ください。