歯列矯正治療中のMRI撮影について
●まずMRIを撮影する病院(脳神経外科)に確認する
歯列矯正治療のための装置がついたままでも撮影できるかMRI検査の担当医に相談してください。装置をつけたままでも撮影できるケースが多いです。
とくに安全性については、歯列矯正治療で使用する金属にはほとんど問題ないと言えます。MRI装置によりますが、MRI撮影時に金属は熱を発生する場合があると言われますが、ほとんどのケースで上昇する温度は1度以下と言われています。
●問題になるのは、頭頸部の「画像の乱れ(アーチファクト)」です。
歯列矯正装置から離れた部位の撮影であれば、ほとんど問題ないので、そのまま撮影してもらって良いケースが多いです。ただし、頭頸部の撮影の場合、画像の乱れが生じる可能性があります。脳MRIでも、頭頂部であれば、ほぼ影響しないと言われていますが、歯列に近い部位であれば、アーチファクトが生じてしまい、読影の妨げになります。MRI検査の担当医に相談してください。
●歯科で使われる金属のほとんどは、磁石に反応しない非磁性、または弱磁性です。
詰め物や被せの多くは、金、銀、パラジウムといった非磁性の金属です。インプラントの多くはチタンという非磁性の金属です。一方で、歯列矯正に使用する金属には、ニッケル、コバルト、クロム、鉄を含むステンレスといった弱磁性体も含まれます。場合によっては、撮影前に外す必要があります。
●メインワイヤーだけを外す場合
撤去時と再装着時に、それぞれ調節料5千円をいただきます。撤去と再装着のご予約をお取りください。
●臼歯部のメタルブラケットやメタルチューブを外す場合
再装着時に上下顎それぞれ装置料(装着料含む)5万円をいただきます。撤去と再装着のご予約をお取りください。
●すべての装置を外す場合
再装着時に上下顎それぞれ装置料(装着料含む)10万円をいただきます。撤去と再装着のご予約をお取りください。
※撤去と再装着のご予約は同日または、1週間以内にお取りください。それ以上、間隔が開く場合は、大きく後戻りする可能性があるので、それを防ぐ保定装置(2万円/個)が必要な場合があります。
