notes from the doctor

院長Note

映画『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』を観て

昨日、テレビでジュラシック・ワールドの映画を放送していました。この映画は、2022年9月に映画館で鑑賞し、歯科医師会の会報に以下のような記事を投稿しました。

映画『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』を観て

遺伝子技術を駆使し、恐竜を蘇らせた『ジュラシック・パーク』シリーズが、遂に終焉
を迎えた。当時、人間が地球を支配し、恐竜と共存していけると思われたが、想定外
の事態が発生し、29年に渡って、人類は恐竜と戦いながら、どうにか共存を模索して
きた。前作では、火山が噴火し、恐竜をパーク外へ自由に放すことを余儀なくされ、パ
ークは閉鎖された。残念ながら、遺伝子操作は人間が意図した結果を出せなかった

今作は、生物研究企業バイオシンがその恐竜を生み出した遺伝子技術を利用する
恐るべき計画を立てていた。

ここから先はネタばれなので、観てから読んでほしい。

まず、遺伝子組み換え操作で①最強の害虫と②その害虫を寄せ付けない種子とを
セット開発する。そして、その害虫を世に放てば、バイオシン以外の種子をその害虫
にすべて食い散らすことになる。農家は必然的にその害虫を寄せ付けない種子を選
ばざるを得なくなる。最終的に種子販売を独占できるという、とにかく恐ろしい計画だ
ラウンドアップという農薬と遺伝子組み換え種子をセットで開発するどこかの企業や
、あるいは病気と薬をセットで研究するどこかの構造と、なにか似ていないだろうか。

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