自分で考える
2年以上前の2022年3月、ウクライナ侵攻が始まった直後に、歯科医師会の会報に投稿した記事をそのまま転載します。
自分で考える
3 月トヨタがコンピュータウイルスによるサーバー攻撃を受けたらしい。このコンピュータウイルスは、自然に発生することは無く、すべて人為的に作られる。ウイルス対策の専門家が自らウイルスを作り拡散させ、対策ソフトの売上を伸ばしているという、所謂マッチポンプの噂が絶えない。因果関係は不明だが、ロシアへの経済制裁後に急増した。そうなると、対岸の火事ではない。
ウクライナ侵攻以来、「戦争は如何なる理由があっても許されない」「ウクライナへ募金しよう」という原因究明を無視した声をよく耳にする。しかし、その【理由】が分からなければ、戦争をなくせないし、深く考えず送金しても解決の為に使われるか分らない。喧嘩両成敗という言葉もあるように、戦争の原因は一つではない。専門家は一方的にプーチンを断罪するが、果たしてそうなのか。
韓国のセウォル号沈没事故では、船長の指示に最後まで従った人たちは全員犠牲になり、自分で判断した人は全員助かったそうだ。因みに、船長は最初に脱出している。こんな時代だからこそ、何事も、専門家や首長の意見を鵜呑みにするのでなく、一人ひとりが【自分で考える】必要があるように思う。